金沢・仮称I-HOUSE計画<山本卓郎>

我が事務所では現在、金沢市内で住宅の計画を進めています。


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今週末には打ち合わせを兼ねて冬の積雪状況を体感しに行く予定になっているのですが、それを見計らったかのように先週末の北陸は記録的な豪雪に襲われました。

訪問の目的からすると望ましいことなのですが、様々な困難も予想され、ちょっと覚悟の必要な旅になりそうです。クライアントからお送り頂いた先週の金沢の写真を事務所のブログに載せていますので、良かったらそちらもご覧下さい。

http://www3.ocn.ne.jp/~yamamotj/Blog2007/blog201102.htm

ところで冒頭に挙げたスケッチは、実は現段階の前の案になっています。昨年暮れまではこの案で計画が進んでいたのですが、とある事情から敷地が変更されることになり、再度計画を練り直すことになりました。今回の金沢訪問には、計画の仕切り直しの意味も含まれています。


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以前の敷地は周囲を隣家に囲まれており、庭にするべきスペースもなかったために、プライバシーを確保しながら採光と通風を得ることが難しい土地でした。

これに対し、壁の一部を斜めに配置する事でスリット状の開口をつくり、正対する隣家の窓などからの視線を避けつつ光を取り込んでやろう、というのがこの住宅の基本的なアイディアです。このシステムによる開口が、建物正面では背の高い玄関ドアとなり、非常にシンプルな外観と相まって建物の顔を形作っています。


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以下は内部空間のスケッチです。ほとんど全てが真っ白な空間になる予定でした。


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夜景です。う〜ん見て見たかったなあ。


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これに対して、新しい敷地は全く性格が異なります。敷地面積は倍以上になったものの三方を道に囲まれ、広々としている反面周囲からの視線を遮るものが全くありません。


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前案の敷地では、奥まった土地であるが故にその中でなにを出来るかを考え、唯一外部から見える面を狙いすまして建物の顔を作ることが出来ました。新しい敷地ではあらゆる面に建物の顔を作る自由がある反面、あらゆる方向へのディフェンスを考慮して建物を作る必要があります。

こんな状況の中、果たしてどんな住宅が出来るのか・・。

実は一つ非常に期待をしているアイディアがあるのですが、それが適用可能かどうかはこれから検討してみなければなりません。敷地の状況に対して問題がないことが確認され、かつ建主さんの賛同が得られれば、いずれ事務所のブログで発表したいと思っています。良かったら、是非プロジェクトのその後を追跡して見て下さい。

http://www3.ocn.ne.jp/~yamamotj/Blog2007/blog.htm



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