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最近の記事

マイ・フェイバリットアーキテクト(5)<柄沢祐輔>

レオニドフ作品集レーニン研究所ドローイングレーニン研究所講堂レーニン研究所平面図 マイフェイバリット・アーキテクト第五回目は、イヴァン・レオニドフです。イヴァン・レオニドフは20世紀初頭のロシア構成主義の運動の中で活躍した最大の建築家です。当時のロシア革命の直後の激しい社会の変動期のさなかにあって、それまでの西欧の伝統的な建築とはことなる、また同時代のヨーロッパの近代建築家ともまったく種類の異なったラディカルな建築の姿を追究しつづけました。彼は数多の計画案をドローイングとして...



マイフェイバリット・アーキテクト(4)<柄沢祐輔>

丹下健三作品集東京カテドラル天井の十字東京カテドラル天井見上げ代々木オリンピックプール 第四回目は丹下健三です。日本の建築史上、もっとも卓抜な造形を展開した建築家といえば、おそらく丹下健三に異論がある方はいないと思います。第二次世界大戦後の日本の復興の最中に、原爆記念公園の整備計画を中心とした広島ピースセンターの建設コンペの勝利を皮切りに、日本各地に優美でモニュメンタルな建築の数々を公共の空間として造り続けました。そのキャリアは60年代の半ばに絶頂を迎えます。1964年の東京オリン...



マイフェイバリット・アーキテクト(3)<柄沢祐輔>

ルイス・カーン作品集ダッカ病院トレントンバスハウスキンベル美術館 マイフェイバリット・アーキテクトの第三回目はルイス・カーンです。アメリカの戦後を代表する建築家として真っ先に挙げられるのは常にルイス・カーンだといってもいいでしょう。第二次世界大戦の後にモダニズム建築が世界中に席捲した後に、1960年代の後半頃から、あまりに平坦で均質な空間が世界的に覆ってしまったことのよる反省から、モダニズムの潮流をどのようにして別のものへと流れを変えてゆくかという試みが世界中...



マイフェイバリット・アーキテクト(2)<柄沢祐輔>

ライト作品集ハナ邸ジェイコブスハウス2ライト建築作品 第二回目はフランク・ロイド・ライトです。写真は日本で最初に出版されたフランク・ロイド・ライトの作品集です。この作品集を手に入れるまでフランク・ロイド・ライトという建築家に正直のところあまり興味がありませんでした。さまざまな作品集やドローイング集で見る彼の作品は、空間的な魅力というよりも装飾の過剰さが際立ち個人的には好きになれませんでした。しかし、この作品集をたまたま古書店で手に入れて以来、そこに...



マイフェイバリット・アーキテクト(1)<柄沢祐輔>

こんにちは。今週のAプロジェクトのブログを担当する柄沢祐輔です。このブログの連載では、自分が好きな建築家を7人挙げて、作業机の隣の書棚にある建築本(古本)を紹介しつつ、なぜその建築家が好きなのかを語ってみたいと思います。

篠原一男古本から傘の家白の家白の家 第一回目は篠原一男です。日本の建築史史上最大の住宅作家と言えば篠原一男を措いて他はないでしょう。1950年代の半ばからキャリアを始めた彼は、最初日本の伝統的な住宅の研究を通して...