どこの会社に家を建ててもらうか
これを選ぶための基準は人それぞれだと思います。
それぞれだと思いますが、ザックリ言って
自分の気に入る家を建ててもらえるかどうか
コレなんじゃないでしょうか。
そもそも「どんな家に住みたいのか」すらわかっていないのに、やみくもに住宅展示場や建て売り住宅に足を運んでいたワタクシ、いろんなハウスメーカーさんから断熱材がどうのセントラルヒーティングがどうの鉄骨のラーメンだかソーメンだか一気にいろんな話を聞いて、「どこがいいんだか余計わからん!建て売りで気に入ったとこがあったらもうそこでいいわ!」と、投げやりになったこともございました。
あの頃の自分に教えてやりたい。
やっぱり結婚相手の選び方と一緒だよ!と
今振り返ってみれば、土地選びの時(しまった!土地選び)と同様、ハウスメーカー選びは、まるで結婚相手選び・・・もっといえば、集団お見合いのように思えます。
以下、ワタクシの経験を、青字で、ドラマ仕立てで書きますので、面倒なかたは読み飛ばして下さい。
お見合い会場(住宅展示場)にはたくさんの人(モデルハウス)がいて、どの人もモデルみたいに着飾っていて、見る人見る人みんな立派で(そりゃあモデルハウスだからね)始めのうちは眺めているだけで「へぇぇ!」とか、「ほぉぉ!」とか感心してしまい、選ぶとかそんな余裕はない。疲れてきて、「もう、どれも一緒じゃん!」って気分にすらなる。
それでもめげずに、日を変えて2度、3度、会場に通ううちに、気になる人(モデルハウス)を見つけた。
その人(ハウスメーカー)の名は・・・積水さん(まるで名字のようだ)
大きな瞳(大開放の窓)スラリとした体(天井高)爽やかな笑顔(吹き抜け)そしてあたたかなまなざし(セントラルヒーティング)。
お話をしていても(営業さんとね)その自信に満ちた様は、「一流の風格」を漂わせていた。
デート(ナゴヤドームでの見学会)に出かけても、驚くほどスマート!驚くほど一流!
「この人と結婚したら、幸せになれる!」いや、正確には、「この人と結婚しときゃ間違いない!」と思いました。
そこに持ちあがったのは、三沢さんとの縁談(こちらも名字のようだ)。一度会って嫌なら断わればいいという気持ちでお見合いをしてみたら、なんだか子供のようなところのある面白い人(蔵のある家)だった。
お見合いの時のめかし込んだ三沢さん(モデルハウス)だけでなく、普段の三沢さんの姿(建売物件や注文住宅の完成披露会)を見ても、お話を(営業さんと)しても、なぜだかわからないけど、ほっとするというか、安心する。
デート(ミサワファクトリー)に出かけた時も、三沢さんの人柄(企業の指針)の良さが感じられて、「この人と一緒に暮せたらいいな」と思った。
はい!もう一度改めて書きましょう
「この『家』と一緒に暮らせたらいいな」と思った。
長かった。文章長かったけれども、ココ!
ココなんだと思います。
積水さんへの気持ちが「憧れ」なら、
三沢さんへの気持ちは「親しみ」。
ワタクシは、ミサワさんが建てた家にも、お話した何人かの営業さんにも、親しみを感じることができたので、ミサワホームさんに家を建ててもらうことに決めたわけです。
実はワタクシ、連れとの結婚も憧れより親近感で決めまして・・・と、これは余談でしたが、憧れの人と結婚しても、経済的理由で結婚しても、一目ぼれで結婚しても、どれが間違いとか、正しいとかではないのだと、ワタクシ思います。
時々、ネットの中で、自分の選んだハウスメーカーがボロクソに書かれているのを見ることもありますが、「自分が選んだこのメーカーが一番だ!」と、胸を張っております。
ただ、ひとつだけ心残りが・・・
ミサワの木造は、大!開!放!ができないんです。
壁一面の窓。今見ても・・・羨ましい!