ハウスメーカーとのトラブルで、よく聞くのが
「言った、言わない」問題。
「ここ、こういうふうにしてくださいってお願いしましたよね?」
「いえ、聞いてません」
「いや、言いましたって!」
「でも、図面ではこうなってますし、この図面でハンコ押しましたよね?」
「ええええええ!!」
という、よく聞くアレです。
大手ハウスメーカーでもちょこちょこ聞く話なので、気をつけてメモをとったり、図面にはすべて日付を入れたりしていたのですが、ソレはワタクシどもにも起こってしまったのです。
ミサワさんの名誉のために申し上げますが、一件落着しております。
担当のHさんが、細かくメモをとって残しておいた記録を、きちんと正直にワタクシに教えてくださったお蔭で、後腐れなく解決しました。
(いや、解決するまでワタクシHさんにかなりキツイ口調で文句を言いまくったので、Hさんには腐れ部分が残ってしまったかもしれません。ごめんなさい)
問題の箇所は、窓枠の色と、ポストの色でした。自分の希望の色とは違うものが取り付けられていたのです。
色の指定は口頭で行って書き込みしなかったので、やりとりの記録はありませんでした。
ポストはすぐ取り替えてもらえましたが、窓枠はそういうわけにはいきません。
窓枠を取り換えるためには、壁紙をはがし、シャッターをはずし、外壁をはがさなくては取り換えができず、費用も卒倒しそうな額でした。
その時に「打ち合わせの全部をボイスレコーダーに録音しときゃよかった!」と思ったのです。
ワタクシどもの場合はHさんのお蔭で、どうやら希望の窓枠の色から、検討に検討を重ねた末、(話は複雑で面倒なので詳細を省きます)今現在設置されている色に変更したようだとわかって、「取り換え無し」と、スッキリ決着することができましたが、録音しておけば、そもそも揉めることすらなかったはずです。
やはり「質はとっておいたほうがいい」です。