担当4人問題

前にも書きましたが、ミサワホーム東海では、注文住宅1件を、3人の担当者さんと順繰りに打ち合わせして作っていきます。

ずっと窓口になってくれる営業担当さんを含めると4人。

営業担当さん
設計担当さん
インテリア担当さん
エクステリア担当さん


この4人のかたにお世話になるわけです。

ワタクシ、内装から外装まで一人の担当者さん(デザイナーさん)にお願いするものだと思い込んでおりましたので、3人ものかたに順繰りにお願いして、うまくいくのかと不安だったのですが、今になって思うことは、「自分の家作りの考え方が、そもそも違っていた」ということ。

自分たちはスポンサーで、要望を各担当さんに伝えて家を作ってもらうのだと思っていましたが、そうではなく、

自分たちが総監督で、有能な助手である営業担当さんをうまく使い、各担当さんの力を借りながら、自分たちの理想を形にする。そんな、まるで映画の監督のような心構えで向かえばよかった・・・と思っています。

以下、ワタクシの経験談を、青字で書きますが、面倒なかたは読み飛ばして下さい。

「この部屋は寝室として使いたい。」
「ここは普通なら物置として使うだろうけれど、うちは書斎として使いたい。」
そんな話をしながら、当初、間取りの打ち合わせをしたのは、営業担当さんとでした。


その営業担当さんが、打ち合わせが終わるたびに、図面を設計担当さんのところに持っていって、「構造上問題が無いか」確認と同時に修正。修正された図面を見ながら、また、営業担当さんと一緒に打ち合わせをする。

間取りがほぼ決まるまで、これを繰り返したのですが、設計担当さんのところで修正されてくる図面に、我々の希望がうまく反映されていないことが多かったのです。

営業担当さんに伝えた「この部屋でああしたい。こうしたい。」という私たちの夢や希望が、設計担当さんに伝わっていないような気がしました。

設計担当さんにそれを伝えることができたのは、間取りの最終確認のため、設計担当さんと直接お会いして打ち合わせをした時です。
営業担当さんから、各部屋のコンセプトが伝わっているだろうと思っていたのに、なんだか話がかみ合わない。
自分たちの夢や希望を、直接、設計担当さんにお話しして「そういうことだったんですか」とわかってもらうことができました。


設計担当さんとの打ち合わせで、家のほぼすべての部分を決定して、部材発注をかけます。発注後の変更はできません。
通常は発注後にインテリア担当さんとエクステリア担当さんとの打ち合わせに入るそうなのですが、不安だったので、発注前に各担当さんとの打ち合わせの時間を少し設けてもらって、何度も修正をしてから部材発注してもらいました。


念には念を入れたにもかかわらず、インテリア担当さんとの打ち合わせの時に出たのが、照明のスイッチを付ける位置の問題。

部屋の中に、窓や作り付けの収納やニッチ(かべを凹ませたり穴をあけたりすること)をたくさん設けたので、壁面がとても少なくて、スイッチをつけられるところが非常に少なかったのです。

間取りを考える時に「スイッチを付ける壁」のことなんて全く考えていませんでした。
しかし、考え抜いて付けた収納や窓やニッチ。たとえ部材発注前だったとしても修正するわけにはいかなかったでしょう。
この問題は、センサー付きの照明を使ったり、ニッチを避けて通常より下のほうにスイッチをつけたりして、なんとか切り抜けることができました。


次に出たのが、最大の問題でした。

照明の関係で、計画していたところにエアコンがつかない!
先ほども書きましたが、部屋の壁面がとても少なかったので、エアコンも「ここしかつけられない!」というピンポイントで計画してあったんです。それがNGになってしまった。どうする。どうするんだ。


「この方法はどうでしょう」と、インテリア担当さんが提案したのが、内壁にエアコンを設置し、エアコンの配管は壁の中を通して床下へ、基礎にあけた穴から家の外に通して室外機につなぐという計画。


TVgQTVx5wc.jpg


壁の中に配管を通すことも、基礎に穴を開けることもよくあることで、構造上問題ないらしい。エアコンの買い替えの時には、配管を再利用すれば問題ないそうだ。
ただ、この方法をとるためには、ミサワホームさんでエアコンを購入しなくてはいけないので、建築費がUPすることになる。・・・・って、それよりも・・・いや、費用もだけれど、それよりも気になるのが、エアコンの配管がどうにかなっちゃった時にはどうするの?という点。日が当らないからとっても長持ちするとは言っても、永久ってわけじゃない。交換する時は壁を壊さないといけない。


しかし他に良い方法はなく、この案を採用。

配管がダメになる頃にはリフォームが必要になっているさ。リフォームついでに壁壊せばいいさ。そんな遠い将来は、その時に心配したらいいさ。と思うことにしました。

その後、エクステリアの打ち合わせの時に、当初のエアコンの案は、ウッドデッキ設置の関係でもNGだったと知って、「変更して本当に良かった」と思いました。



やはり担当さんが分かれていると、各担当さんとの打ち合わせの度、問題点の修正が必要になってきます。 
結局どうにかなっていくものなんです。問題はひとつひとつ解決されていって、ちゃんとした家ができるようになっているんです。が、問題が出るたびに「またか!」と頭が痛かった。トータルで、問題がないように考えてくれる人がいて欲しかった。

やはり「自分が総監督。」部材発注までに家まるごと全部イメージし、各担当さんには「力を借りる」んだと思えば、なんの問題も無い、理想の家が建つ・・・・。

でも、こっちは素人。
そんなこと、できるわけがないよな~。



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この記事へのコメント

  • 1,
  • chix2さん
  • 2014/11/27 17:24
ミサワ一戸建て村内を読んでいて驚いた
皆さん各担当者とコンタクトを頻繁に取られていること
我が家は、何でもかんでもHEさんにぶつけていました
HEさんの役割ってそう言うものだと思っていたんですが
明確な分業体制だったんですね

設計士さんとは、1回短時間お会いしただけ
間取りの確認と部材の確認のみ
スイッチ位置や部材の事も事前に、全てHEさんと話し合済み
思いをHEさんにぶつけ、それが思っていた通りにに図面になっており、(まるでHEさんが書いたの?と思うくらい)
資格的に設計士さんの力を借りているくらいにしか思えず
設計士さんの名前も忘れる始末

ICさんに関しては言葉なし
部材発注ミス、不安や疑問に対しても的確な回答はできず、
コチラが送ったファックスをなくし話が進まず。。。
1か所室内照明の設置が遅れた時は、また発注ミス??と思いました
初対面の日「この人仕事できない人だぁ」と思ったのが悲しいかなドンピシャでした

chix2さんの担当さんは、本当に優秀なかただったのですね。

たとえ営業担当さんと設計担当さんが別人でも、
『自分の思いが、その通りに図面になっている』のが理想

・・・と、家の完成後、ミサワの無料カタログに載っていたのを読んで、苦笑してしまいました。

ワタクシどもが求めていたのは、まさにchix2さんと担当さんの御関係そのものです。

消費税前の駆け込み需要の為、営業と他の3人の担当者とのコミュニケーション不足が起こったのかもしれませんが、打ち合わせが終わるまで、本当に険しい道のりでした。

もうちょっと、楽をさせて欲しかったな~(苦笑)

  • 3,
  • そのさん
  • 2018/01/18 06:24
ああしときゃよかったさん、素晴らしい名言です!!

<~有能な助手である~をうまく使い、各担当さんの力を借り~まるで映画の監督のような心構えで~

ああ、何という分かり易い表現でしょう!!
もっと早くこの名言に出会いたかったです!!

こちらはもう建築も終盤なのですけどね…
気持ちの疲れ方(?)というものが違っていたと思います。

事前に色々情報を集めて覚悟もしたつもりでしたが、本当にこの心構えを誰かにズバリ教えて欲しかったーー!

所で、ああしときゃよかったの図案(?)が印象に残ります。
てきとーに描いたようで何とか文字のような格調の高さと込められた人の思い、念を凄く感じさせます!!

そのさん、コメントを下さってありがとうございます。

ああしときゃよかった図案、当時、思いのたけを込めて書き上げたので、おっしゃる通り念がこもってるかもしれません・・・ふふふ・・・

もうすぐそのさんの夢のマイホームが完成するのですね。
あの、少しずつ家がカタチになって行く時のワクワクとした気持ちを思い出しております。

しかし!油断してはなりません!総監督は、映画が完成するまで気を抜いてはならないのです!

引き渡しの書類に判を押す前に、コンセントやコーキング、吸排気口に至るまで、しっかりとチェックを入れることをお勧めします。

そうして完成した我が家での暮らしは本当に格別。「ああしときゃよかったなぁ」ポイントは、重箱の隅をつつく贅沢な悩みと自覚しております。(おうち大好き)
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ミサワホーム東海で木造注文住宅『蔵のある家』を建設。
今更ながら「ああしときゃよかった!」「こうしときゃよかった!」と思うことを
ここで愚痴って発散してます。

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