横方向に引いて開け閉めするプリーツカーテン(フツーのカーテン)があまり好きではないという妻の独断で、リビングのカーテンのデザインは、上にパタパタとたたまれていくプレーンシェードにしました。
こちらが、プリーツカーテン。
こちらが、リビングに採用したプレーンシェードです。
カーテンを開けると、上にパタパタとたたまれて、床の上がスッキリ。夫は窓の解放感に、妻は床掃除のしやすさにホクホクしていたのですが!
やはり物事には一長一短があるのです。
打ち合わせの際、リビング担当の方が心配していたのは、開け閉めの面倒さでした。
プリーツカーテン(フツーのカーテン)なら、片手でシャー!シャー!と手軽に開け閉め出来ますが、プレーンシェードはカーテンの横にぶらさがっているコード(ひも)をグイングイン引っ張って開けなくてはいけません。すごく生地の厚いカーテンを選んでしまったりすると、重すぎて、カーテンの開け閉めが重労働になりかねない。
あらかじめその話を聞かせてもらい、生地選びに活かすことができたので、ワタクシどもは苦もなく、むしろ楽しくカーテンを開けることができております。
次の問題は、新聞に載るほど大きな問題です。
先ほども書いたカーテンを上げるためのコード(ひも)。これに、幼いお子さんがじゃれついてターザンごっこ等をしているうちに、コードが首に絡まるという痛ましい事故がおこっているそうです。
幼い我が子は、その話を聞いてかなり怖かったようで、決してコードで遊ぶようなことはしないので安心ですが、腕白なお子さんがいるお宅では、コードを使わない時には、子供の手の届かない上のほうに、フックをつけて引っかけておいたほうがいいかもしれません。
そして、ワタクシが「しまった!」と思った問題点は、「カーテンが風になびいた時」に気付きました。
プレーンシェードのすそには、こんな棒が入っています。
重しとシェードを上げるための芯を兼ねたこの棒がネックでした。
強い風でシェードが一旦舞い上がり、やがて舞い降りるたびに壁にすそが当たって「カーーン!」といい音が鳴るんです。
風が吹く度に際限なく鳴るこの「カーン!」に、妻はイライラしておりました。
そこで、壁に当たる部分の棒に、クッションを巻き付けてみました。
使ったのは、食器棚の引き出しに敷く、クッション性のあるシート。
3回ほど巻き付けたら、音が鳴らなくなりました。
一長一短のあるプレーンシェードですが、ワタクシどもは、大変気に入っております。