Aプロジェクト
マイフェイバリット・アーキテクトの第三回目はルイス・カーンです。アメリカの戦後を代表する建築家として真っ先に挙げられるのは常にルイス・カーンだといってもいいでしょう。第二次世界大戦の後にモダニズム建築が世界中に席捲した後に、1960年代の後半頃から、あまりに平坦で均質な空間が世界的に覆ってしまったことのよる反省から、モダニズムの潮流をどのようにして別のものへと流れを変えてゆくかという試みが世界中...
第二回目はフランク・ロイド・ライトです。写真は日本で最初に出版されたフランク・ロイド・ライトの作品集です。この作品集を手に入れるまでフランク・ロイド・ライトという建築家に正直のところあまり興味がありませんでした。さまざまな作品集やドローイング集で見る彼の作品は、空間的な魅力というよりも装飾の過剰さが際立ち個人的には好きになれませんでした。しかし、この作品集をたまたま古書店で手に入れて以来、そこに...