マイ・フェイバリットアーキテクト(5)<柄沢祐輔>

レオニドフ作品集レーニン研究所ドローイングレーニン研究所講堂レーニン研究所平面図 マイフェイバリット・アーキテクト第五回目は、イヴァン・レオニドフです。イヴァン・レオニドフは20世紀初頭のロシア構成主義の運動の中で活躍した最大の建築家です。当時のロシア革命の直後の激しい社会の変動期のさなかにあって、それまでの西欧の伝統的な建築とはことなる、また同時代のヨーロッパの近代建築家ともまったく種類の異なったラディカルな建築の姿を追究しつづけました。彼は数多の計画案をドローイングとして...