設計担当さんとの最終打ち合わせを前にして、失敗があるといけないと思って、ワタクシ、インターネットで情報を集めておりました。
その時に見かけたのが、作り付けの収納家具の失敗談。
「お任せして作ってもらったタンスの中に服をかけると、タンスが閉まらなくなる」という話や
「棚の奥行きがありすぎて、奥のほうが使えない」という話。
そんな話を「うちは図面でちゃんとサイズをチェックしたから大丈夫大丈夫」と、左うちわで見ていたら、
「内寸と外寸は違います。」
と書いてあるのを見つけて、嫌~~~な予感が・・・。
早速確認したところ、今まで有効寸法(内寸)だと思っていた寸法が、すべて外寸だと判明!!ギリギリのところで修正してもらうことができました。
よかったよかった。めでたしめでたし。・・・・ではないのです!
それに気付いたのは、家の建設が進んで、外壁が張られた後のことでした。
外壁選びも、デザインを熟考した末に選んだものだったので、感慨もひとしお。我が家の外観を眺めながら、夫婦で話しておりました。
「一気に家らしくなったね~。」
「お!雨どいもついてる。」
・・・ん?
雨どいが、家の正面の壁に付いてる!!
設計担当さんとの打ち合わせの時、雨どいの話は確かに出ましたが、「ミサワホームさんならお任せしてもうまいことやってくれるだろう」と思って、詳しくは聞きませんでした。
まさか、家の正面、しかもデザイン上我が家の顔になる部分に設置されるとは・・・すごーく目立つ。
「雨どいひとつに神経質な」と思われる方もいるかもしれません。
ワタクシも、自分の家を建てる前ならそう思ったでしょう。
良い例で、モデルハウスをご覧になってください。
雨どいが目立つモデルハウスなんて、1棟もありません。
それは、かーなーり見た目が悪いからにほかなりません。
見れば、外壁に掛けられた足場が外されかかってます。足場をとったら修繕のチャンスはもうありません!すぐさま営業担当さんに電話をして、嘆願しました。
もう一度書きましょう。
嘆願しました。
その結果、説明不足だったということで、費用はミサワさん持ちで、雨どいを家の側面の壁につけ直して下さいました。
ありがとうミサワさん! ありがとう担当の蛭川さん! お手間かけました工事担当の皆さま!
修正前・修正後の写真が無いので、どれだけ違うのかお見せすることができませんが、雨どいひとつで全然違います。
お任せして、「こんなはずじゃなかった」と思うのは、(期待に応えてくれないハウスメーカーさんのせいにしたいのは山々ですが)自分たちの責任でもあります。
どんな細かいことでも、「もう!面倒くさい!」と思うことでも、やはりひとつ残らず自分たちで確認しなければいけなかったです。反省。