我が家には、ミサワホーム東海営業担当 H氏の名前が付いている部屋があります。
それはどうしてかというと・・・・・
H氏との打ち合わせを数回繰り返しても、家の間取りがどうしても「コレだ!」というものにならなくて、ワタクシどもは頭を悩ませておりました。
自分たちの希望する間取りを蛭川さんに図面にしてもらって設計部に出しても、「構造上問題がある」ということで修正され、そうして戻ってきた図面を、今度は私たちが「希望にそぐわない」とつっぱねる。これを繰り返していたんです。
今思えば、私たちが何でもかんでも自分の希望を全部盛り込もうとしていたのが問題でした。足し算ばかり考えて、引き算の必要性に気付いていなかったんです。
何度目かの打ち合わせの時、「ここは譲れない点」、「これは妥協できる点」をH氏に伝えたら、トントントーンと一階の間取りが決まり、そして、2階の間取りへ・・・
でも、3人で何度図面をひいても主寝室が6畳の広さにしかならず、「ベットを2つ置くには狭いけれど、どうにもならん・・・」と、頭の中が煮詰まってきたその時!
「子供部屋が、少し狭くなってもいいですか?」
と、苦しそうにH氏に聞かれ、夫婦そろって「はい!」と答えると、H氏、さらさらとレイアウトを書き変えて、ウォークインクローゼットを含めると10畳の主寝室を作りあげたんです。
それだけではなく、なんということでしょう!寝室の近くには2畳のホールが設けられているではありませんか。
頭の中ではそこにソファを置き、眠れない夜、一人ゆったり本を読むという妄想が浮かんでおりました。
構造上問題無く、寝室も、2畳のホールも実現可能だとわかって、妻が大喜びして「このホール、Hさんがひねり出してくれたんだから、ヒルズルームと呼ぼう!」と言い出しました。

それがここ。我が家自慢のヒルズルームです。
ソファを置こう!、本棚を置こう!と、楽しい想像は膨らみ続けております。
Hさん、ワタクシどもときたら、「2階の天窓の真下の床をぶち抜いて、溝のカバーみたいな鉄製の格子をはめて、1階に光が届くようにしたい」とか、「一階のダイニングの天井裏を、全部蔵にしたい」とか、「一階と二階をつなぐ、伝声管が欲しい」とか・・・。
蛭川さんから「本気ですか?」と聞かれてもおかしくない無理難題をどんどん提案しては、ちゃんとした修正案にダメ出ししまくり、部材発注の期限も延期させて修正をかけまくり、インテリアの発注も、エクステリアの発注も、本当にギリギリまで検討してからする、こだわりの強い、手の焼ける客だったと思います。
間取りの図面の見方すらわからなかったワタクシどもが、ここまで理想や希望を追求して、家に反映させることができたのは、蛭川さんの「何でも言い易い」人柄のおかげです。
そして、どんなことを言っても、ひたむきに実現しようとして下さって、ありがとうございました。中には実現できなかった部分もありましたが、蛭川さんのお蔭で、ひとつひとつ、納得してから諦めることができたことを、本当に嬉しく思っております。
しまった!抜けてた!と思う点はありますが(苦笑)、時間の限り、細部もひとつひとつ丁寧に決めていった我が家。
部屋のあっちでもこっちでも夢が膨らんでおります。本当に、本当にお世話になりました。ありがとうございました。
~追記~
2020年、私どもを担当して下さったH氏がミサワホームを退社し、新しい道に踏み出されましたので、お名前を伏せることに致しました。
Hさん、あれから6年経った今日も、ご挨拶にいらしてくださってありがとうございました。
これからの益々のご活躍をお祈りしております。
我が家も経験豊富な有能HEさんにお手伝いいただき
私たちにとっては、大変住みやすい家になりました
あのHEさんがいなければ、今の我が家はないと思うくらいです
(階段ライトの件など残念な箇所はありましたが。。。)
我が家は、わざと寝室を6畳+1間半の押し入れの部屋にしました
木質中古の家は、8畳+2間の押し入れだったので、
経験上、6畳あればベッド2つ入れて、小さなテレビは置けると考え、
6畳にした次第です
冬、就寝中オイルヒーターを使うので、電気代の軽減にもつながりました
押し入れにした理由は、単純に二段に物が置けるからです
クローゼットにすると下に無駄なスペースが生まれると思ったのと、
2階には、3畳の納戸を設けたので、
クローゼットタイプでなくてもいいと判断しました
結果オーライです(^^)/
このブログとても興味深いです
これからも楽しみにお邪魔します(^^)/