エクステリアに関しては、夫婦で思い浮かべたイメージがほぼ一致していたので、全体の設計は早くにできあがり、担当の方との話し合いは、駐車場に描くイルカのことで白熱しておりました。(詳しくは『駐車場のイルカ』をご覧ください)
外構といえばイルカのことばかり。いつもいつも平面図を眺めていた為、ワタクシ、思わぬ見落としをしてしまったのです。
イルカの製作方法が外構工事開始前ギリギリで決まり、最終図面を確認してすぐに工事が始まりました。
我が家は、道路から1m余り高い土地に建っている為、駐車場と庭との間に土止めの壁が必要で、工事が始まってすぐに、その部分が作られて行きました。
土止めの壁の形は、流曲線状にしてもらおうと計画当初から決めていて、デザイン画を見て安心しきっていたのですが。
実際の壁の高さが何㎝になるのか、確認し忘れていたのです! 我ながら、有り得んわ・・・。
確認し忘れて、できあがった壁がこちら。

一番高いところで190㎝余りあります。
実感していただきたいので、あなた様がおられる部屋の壁をご覧ください。
一般的な住宅の天井高が240㎝ですので、天井から50㎝下の・・・ハイ!その高さ!その高さの壁でございます。
デザイン的には申し分ないのですが、そそり立っております。
来る者拒み感がハンパありません。
流曲のカーブをもう少しなだらかにして、高さを抑えたほうが良かったかもしれない・・・と、今さらなことを思ったりしたのですが、家の中から見た時にはこれがちょうどいい高さ。
さすが職人さんだよ!外からの見た目より、家の中からの眺めのほうが重要だよ!と、思い直すことにいたしました。
外から来るものを拒む壁
内弁慶で、出不精で、排他的なワタクシには、おあつらえ向きかもしれません。ふふふふ・・・・