もっと喰い下がればよかった!

家を建てる時に希望していたことの一つに、『ベランダと部屋との境は、フラットにして欲しい』というものがありました。

当時住んでいた家の、ベランダと部屋との境には、20cmほど立ち上がりがあって、それをまたぐ時に、夫がバランスを崩して足を痛めたことがあったり、また妻も、洗濯物を干す時に、手に洗濯物を持ち、立ち上がりをまたぎつつスリッパを履き、ベランダの外に出なければいけないことがストレスになっていて、二人とも『フラットにして欲しい』と思っていたのです。

営業担当さんとの打ち合わせの際にも、当初から「ベランダと部屋との境は、フラットにして欲しい」と頼んでいて、「大丈夫です。」とお返事を頂いていたのですが・・・

設計担当さんとの打ち合わせの時、ベランダと二階との境に立ち上がりがあることが判明。

話が違うじゃないか

しかし、構造上そうなってしまうとのことで、もうどうしようもありません。

営業担当さんには、そこの部分にこだわりがあることを承知してもらえていたのですが、設計担当さんには伝わっていなかったようで、ワタクシどもの希望は、あっさりと却下されてしまったのでした。(よろしければ『担当4人問題』も合わせてお読みください)

そして、新居に住む今、

時々しかベランダに出ない夫は、立ち上がりができてしまったことよりも、ベランダが計画より少し高くなったことのほうに満足しているのですが、毎日ベランダに洗濯物を干す妻は、部屋とベランダとの出入りの際、時々バランスを崩しそうになることに不満を感じております。

我が家のベランダと部屋の間の構造を図にしてみました。


PerhvpFPDi.jpg


皆さま、試しにご自宅の玄関の上がり框にお菓子の空き箱等を置いて立ち上がりを作ってみてください。それを妻は毎日、洗濯物を持ってまたぐわけです。上がりはさほど苦になりませんが、下りは少々「ヒヤッ」っとする妻の気持ちが、お分かりいただけるかと思います。

「構造上そうなってしまう」と言われて、「じゃあ、仕方がないな」とすんなり引き下がってしまったけれど、

「どうすればフラットになりますか?」と、もっと喰い下がっておけばよかった!

家を建てる時は、
素直でいい子でいてはいけない。
と痛感いたしました。





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この記事へのコメント

  • 1,
  • chix2さん
  • 2014/11/28 20:39
この大変さ分かります
木質の家にこの手のベランダがついていましたが
このまたぎが嫌で使っていませんでした
洗濯物は、庭で干せばよいから、使わなくても問題なしでした
今の家には、ベランダ・バルコニーはつけていません
構造上私たちが望む位置には無理だったので
1階にM-WOOD2のデッキを付けました
これは、メンテナンスフリーで大変快適です(^^)/

chix2さんのお宅にもあったのですね。この厄介なものが!

今はまだ足が上がるので、注意深く使えば問題無いのですが、足腰が弱くなってからのことを考えると厄介だな・・・と思っています。

この段差に合わせて、踏み台を付ければどうだろう?と考えましたが、まだ実行には移しておりません。

M-WOOD2は、我が家でもいい仕事をしてくれています。
妻の希望と費用の関係で、我が家では縁側サイズです。

  • 3,
  • 爺さんさん
  • 2020/05/01 18:36
私の息子所も同じ構造です。2回の部屋4部屋から出入りするのにすべての部屋に段差が有り、出来上がったのを見てブチ切れました。建築やさんを呼んでドアーを付けて段差をなくしてもらうようお願いいたしました。
何故この様な住みにくい家を設計するのでしょうか。

お爺様、コメントをありがとうございます。

ご子息邸は段差をなくしてもらえたのですね。本当によかったです。ワタクシもブチ切れておけばよかった!

実は、部屋とベランダの間に段差+立ち上がりがあることが原因で、夫が2年連続足をひねって骨折しております。

住んでいるうちに気にならなくなったことが多い中、この件は今でも、「ああしときゃよかった!」と後悔しています。
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