憧れのウッドデッキ(追記あり)

家を設計している時に、妻が「絶対につけたい!」と言っていたのが『ウッドデッキ』・・・ではなく、『縁側』

年をとってから、夫婦で縁側に座ってお茶を飲むのが妻の夢だったそうで、「縁側がなくちゃ、夢が叶えられない!」と、縁側があるのが大前提の一階部分になりました。


Z15DbrgPrJ.jpg


リビングの大きな吐き出し窓の向こう側に縁側があります。

縁側の下は、コンクリートの打ちっぱなしになっています。

妻は、土のままを希望したのですが、基礎部分が下の図の赤丸の部分まできてコンクリートが土から出るので、「土から出ているコンクリートにつまずくかもしれないね」と、妻らしい考えで、一面打ちっぱなしにしてもらうことにしました。

aGnVqbXTNM.jpg

強度を保つため、コンクリート製の基礎はほぼ真四角に打たれました。

それならば、コンクリートの上ギリギリまでウッドデッキにした方がいいのではないかと、エクステリア担当さんから提案がありました。


02_HkLPIdn.jpg

エクステリア担当さんが提案したウッドデッキ

しかし、妻は「それでは縁側じゃなくなっちゃう」と、壁面から少し下がったところに縁側のヘリを持ってきました。

妻のこだわりで凹ませたウッドデッキ。それが予想外の効果を生みました。

縁側に腰掛けた時に、壁が隣家の視線を遮ってくれるため、気兼ねなく、いつまでもぼーっとしていられるのです。

縁側の上には軒が付いていて、冬の低い日差しは入るけれど、夏の高い日差しは入らない構造になっています。

冬の日差し

8Uz02Biwji.jpg



夏の日差し

xjfn2ZNXFr.jpg



日の角度や高さなどを計算して作った訳ではなかったのですが、建設中の2月には、縁側いっぱいに日差しが注ぎ、部屋の中より暖かいスポットになっていましたし、夏日もある5月現在は、軒で日差しが遮られ、庭作りの合間の休憩スポットになっています。

現在、庭づくりに励んでいるのですが、夕方作業を終えて縁側に腰掛け、少しずつ出来上がっていく庭を眺めるのが、ワタクシの至福の時であります。



~追記~

残暑厳しい9月。

太陽の高さが低くなり、結構強い日差しが縁側に差し込んでいます。

この日差しをさえぎるためには、軒をかなり低く作らなくてはいけないようです。

ですが、そもそもこんな日差しの強い時に、外に出たいとは思わないので、縁側が暑かろうが関係ないと思うワタクシであります。




ウッドデッキに関しては、こちらの記事も合わせてどうぞ

『ウッドデッキの下は 土か?コンクリートか?』



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