ウッドデッキをつけるにあたって、妻は、木の材質を徹底的に調べました。
夫が、「ウッドデッキを付けるなら、本物の木がいい」と言ったからです。
寝転んだり、座ったりしたいので、経年してもささくれができにくい。変質しにくい。メンテナンスいらず。この条件に合う木材は・・・・ありませんでした。
いえいえ、確かにウリンやイペといった材木があるのですが、ささくれが皆無というわけではなく、とても高価!予算的に無理。
それに、調べれば調べるほど、人工木材のほうに気持ちが傾いていきました。
メンテナンスが不要!もちろん掃除は必要ですが、定期的にペンキや防腐剤を塗り直す必要はありませんし、腐る心配もない。
人工木材や樹脂材は、夏、とても熱くなるというが、そもそもそんな暑い日にデッキには出ない。
何より、安い!
環境先進国では、天然木材より、人工樹脂を使用した物が主流という記事がありました。木材としての人気が高まりすぎて、切りつくされてしまった木もあるそうです。
人工木材なら、環境にも、お財布にもやさしい。ということで、夫も納得して、ミサワホームのMウッドを採用しました。
人工木材ならお財布にも優しいと前述しましたが、Mウッドは正直けっこう高いです。面積をなるべく小さくすれば、費用がおさえられるというのも、ウッドデッキではなく縁側にした理由の一つです。
このMウッド。木と樹脂を混ぜて作られた人工材で、木の質感が、とてもよく出ているんです。

色ムラや、

ささくれまで!(柔らかく、刺さる心配は全くないのですが、そこまで似せなくていいのにと苦笑しました)
言われないと、本物の木材と思ってしまうほどです。
夫は最後まで「木の香りのするウッドデッキがよかったな・・・」と呟いていましたが、Mウッドは、ちゃんと木の香りがします。雨の降った時なんかは、むわっとするほど木の香りが・・・。本当に本物そっくり。
大工さんがしてくれた話ですが、今の家は、昔と違って経年変化が少ないそうです。家もウッドデッキ(縁側)も年を経て風格が増していくのならいいのですが、何年かして、家はまだきれいなのに、ウッドデッキは劣化してしまっている。そのギャップは目も当てられないほどで、「やはり人工材がオススメです」とおっしゃっていました。
気が向いた時に、ふらりと出られるウッドデッキ(うちの場合は縁側)の、この気持ちの良さが5年後も10年後も続くのなら、天然木へのこだわりを、サッパリと捨ててしまってよかったと、心から思います。
~追記~
建設から1年以上経った現在
ウッドデッキの木の香りはしなくなっております。
雨が降ったり、ウッドデッキの上で観葉植物に水をやったりすると、ウッドデッキに染みができるのですが、水を含ませた雑巾で拭くと、きれいになりますし、もともと縁側は「雨ざらしの物」「雨染みがつくもの」そういうものだという認識なので、ワタクシどもは気になりません。
しかし、それが気になる方は、染みがつきにくく、汚れが目立ちにくい人工材をお探しになったほうがよろしいかと思います。
私共もこの度ミサワで新築することを決めたのですが
あれこれ、細かい打ち合わせで決定事項に悩む箇所があり
お聞かせ願いたいのですが、部屋内のサッシについて
当初、Мウッドのチェリーを気に入っていたのですが
最近は白い色が人気らしく、白はさんの角に汚れがたまし掃除しても目立ち取れないのではと気になります
様子をお聞かせ頂ければ幸いです。