シュミレーション不足だった動線

家の間取りを考える時に、重要になる『動線』。

言うに及ばず、人の動きを線であらわす動線を、何度もシュミレーションして図面に(もしくは頭の中に)描くことは、快適で、暮らしやすい家を作る上で、ホントーに重要なことの一つです。

ワタクシどもの場合も、間取りを決める時や、照明のスイッチの個数・場所を決める時に、何度も動線を引いて検討しました。

その甲斐あって、ミサワホームさんが製作した『完成お披露目会を知らせる広告』の、我が家の宣伝文句が「動線を考えた家」だったほど、実際に住んでいて、室内の移動に関しては不便のない家になったのです。が!! 小さなことだけれど一点だけ、「しまったな~」と思うところが出てきちゃいました。

それが「不便だ」とわかったのは、家族みんなでアウトドアを楽しみ、日が暮れてから帰宅した時でした。

駐車場に車を止め、トランクに満載のアウトドア用品を、一旦縁側に置いてから家の中に入れることにしました。

縁側の照明を付けようと、鍵を開けて玄関に入り、スイッチを探したのですが・・・

「アレ?縁側のスイッチがない・・・」

その時に思い出しました。照明のスイッチの計画をしている時、「外から帰って来た時には、玄関の照明がセンサーで付くから、縁側も明るくなるだろう」と思って、玄関を入ったすぐのところには、縁側の照明スイッチをつけなかったことを。

ところが実際には、玄関の照明だけでは明るさが今一つ足りないし、人感センサーなのでたまーに「フッ!」と消えてはイラっとするので、縁側の明かりが必要でした。


DMogLlp2BR.jpg


縁側のスイッチは、図のように、玄関から入ってリビングの奥にぐるっと回り込んだところに付けたひとつだけ。外から帰った時には、本当に不便です。しまったなぁ。



動線を考える時には、家の中の動きだけでなく、「駐車場⇔玄関⇔部屋への動き」それも、「仕事から帰った時バージョン」「買い物から帰った時バージョン」「家族で外出して、荷物満載で夜帰って来た時バージョン」「逆の、外へおでかけバージョン昼間編・夜間編」等々、実際に送るであろう生活に合わせて、何パターンも考えておくことをお勧めします。

新しい生活を何パターンも思い描くことは、なかなか楽しく、胸が弾むことですし・・・その点からもお勧めです。



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ミサワホーム東海で木造注文住宅『蔵のある家』を建設。
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