ミサワホームでは、家の間取りを決定し、部材発注をした後で、コンセントの場所を決めていきます。
コンセントに関しては、電気関係も細かな事を考えるのも苦手な妻ではなく、電化製品(特に照明関係)が大好きな夫が決めていきました。
テレビや電話、パソコンなどの電化製品を使う場所はもとより、あちこちにコンセントタイプの照明を付けたい夫は、「え?こんなところにも?」と思うほどコンセントを付けまくりました。
ミサワホームさんも、コンセント設置場所を提案してくれましたが、夫が提案した数はその倍。コンセントの位置は、棟上式後、建設現場で打ち合わせして最終決定するのですが、その際に少し数を減らしたほどつけまくりました。
図面で見ていた時には「ちょっとつけすぎちゃったかな?」と思うくらいつけたのですが、実際に暮らしていて「つけておいてよかった!」と思います。
掃除機をかけている時に、コンセントを差し替えようと辺りを見渡すと、必ずそこにコンセントがあるからです。
後から付けようと思うと、とんでもなく手間も費用もかかるコンセント。コンセントの数はケチってはいけません。
コンセントの場所は、住む人の生活スタイルによって違ってくると思うのですが、ワタクシが、「ここはおススメ、かつ、忘れやすい」と思った場所をご紹介したいと思います。
「階段の上下」
歳をとると、視界が暗くなって見えにくくなり、危険度が増すのが階段。将来のために、登り口と降り口にコンセントタイプの照明を取りつけることができるようにしました。
玄関の上がり框
先ほど書いたように、将来のことを考えて、玄関の上がり框にもコンセントを設置しました。
「このコンセントのおかげで、玄関が見やすくて、苦もなく外出できる」と思う日が来るかもしれません。
キッチンの調理台
キッチンの背面収納には、電子レンジや炊飯器を置くので、コンセントが必須ですが、忘れやすいのがキッチンの調理台。
フードプロセッサー・ジューサー・電動泡だて器等、調理でちょこちょこコンセントを使う機会があります。
調理台付近は、水濡れの危険があるため、コンセントをつけるのが難しいのですが、ワタクシの家ではここに付いています。
吊り押し入れの下
以前、『光の演出 夜中編』にも書きましたが、夜、電気を消すと吊り押し入れの下が暗黒になります。
我が家では、吊り押し入れの下に間接照明をつけてあるのですが、それが結構眩しくて、代わりに、コンセントタイプの照明をつけました。
調理台のと同じくらい「ここにつけておいてよかった!」と思うコンセントです。
それから、ちょっとおまけで、駐車場と玄関の下駄箱の上にも。クリスマスに電飾を付けたかったからです。ちなみに、駐車場のコンセントは、車に掃除機をかけたい時にも使えます。
地味だけれど、生活必需品であるコンセント。
部材発注後の検討なので、余計に億劫さを感じるかもしれませんが、失敗しないために、気を抜かずに検討してください。