前回の記事を書いていて、「ああ、そういえばここも失敗だった」と思い出したのが、枕棚の寸法。

注)適当に引っ張ってきた写真です。ミサワ仕様ではありません
押し入れの中、上のほうにある小さな棚のことを枕棚と言うのだそうですが、家を設計している時には「こんな棚、使わないよ」と、むしろ不要だとすら思っていました。
しかし!建てた家に暮らす今、この枕棚は無くてはならないものになっているんです。
吊り押し入れの中には、図のように、ワタクシどもの寝具がピッタリと収まっています。

敷布団の上には若干のスペースがありますが、毎日上げ下ろしするため、シーズンオフの毛布のベストポジションは枕棚の上になります。
ですが、枕棚の奥行きがすっごく狭い!
その奥行きに合わせる為、毛布をかなり小さくたたまなくてはならず、小さくたたんだ毛布を2枚重ねると雪崩が起こる危険があり・・・とにかく、とても不便なんです。
あと20cm枕棚がせり出ていたらいいのに!と、初夏、毛布を片付ける時に思ったことを思い出しました。もっと真剣に、もっと具体的に、何をどこにしまうのか考えて、寸法を決めておけばよかった!
~追記~
実際に使っていて、なぜ枕棚の奥行きが狭いのか、理由がわかりました。
押し入れの中に入り、中段の上に立って作業する為!

身長の低い妻は、頭がつっかえることなく中段の上に立つことができます。確かに枕棚に物を乗せる時には、中段に立った方がやりやすい!
枕棚の大きさを決める時には、「中段に立った時に作業をしやすいか」という点も、考慮したほうがいいようです。
余談ですが、中段の高さを決める時も、同様に。(吊り押し入れの場合、床からの高さを自由に設定できたかどうかは、覚えがありません。)