2013年現在
家の外には、門灯・アプローチライト・玄関灯の3つを配置すると、雰囲気も良くなるし、防犯対策にもなるし、見やすくなるし、おすすめですよ~というようなことが、いろいろなカタログや本に載っています。

パナソニックのカタログからの抜粋
「ついでに、庭の木をライトアップしたら、もっと雰囲気が良くなるね~」なんて言いながら、照明大好きな夫は、庭の照明デザインを考えておりました。
当初のデザインは、表札灯・門灯を兼ねた木のライトアップ・アプローチライト・玄関灯の4つでした。

その後、家を建てる住宅街には、表札灯を点けているお宅が非常に少ないのを知り、「表札灯は、あっても点けないんじゃもったいない」と、とりやめ、門灯を兼ねた木のライトアップも、「それより、こっちのほうがおもしろいんじゃない?」と、妻が出した案を採用して、腰高くらいの門灯に変更しました。
玄関灯は、防犯性が高まるかもしれないと思い、人感センサーのついたライトを、実際にショールームに見に行って決めました。(やっぱりカタログと実物とでは印象が違います)
そして、アプローチライト。これをどうするかは、最期まで悩みました。
実際に住宅街をまわって見ると、門灯・アプローチライト・玄関灯の3つがあるお宅は、夜、明かりがつくと、確かにかっこいいし、防犯の役に立っているのがよくわかります。
我が家にもアプローチライトを設置したい!と思ったのですが、アプローチのどのあたりに設置するか、植栽とのバランスはどうか、植栽が成長したら隠れてしまわないかなどなど、ズバッと「ここに設置!」と決められず、実際に建設中の家の庭を訪れて考えることにしたんです。
その時に、我が家の敷地内に立っている電柱に街灯がついていて、その明りが案外明るく、庭全体をほどよく照らしてくれることに気付きました。
「これなら、アプローチライトはいらないね」と、夫婦の意見が一致し、門灯と玄関灯の2つを設置することに決めました。
実際、日没後に帰宅しても、門灯が階段を照らし、電柱についている街灯が庭全体をほどよく照らし、アプローチの中ほどに来ると玄関灯がつくという、バランスの良い明りが家の外を照らしてくれました。
・・・・つい先日前までは。です。
先日、電気工事のリフト車がきて、今までの街灯を新しいものに交換していきました。
新しい街灯に、一番に気付いた我が子は、それを指さして「ちっこくなってる!」と教えてくれました。

ちっこい街灯は、その真下だけを明るく照らすタイプ。我が庭には光が届かず、暗くなってしまいました。植栽をまだ植えていない状態でこの暗さですから、木々を植えるともっと暗く感じることでしょう。
街灯が取り換えられるなんて考えてもみませんでした。ひとつ目の誤算の時に『自分ちのモノ以外をあてにしてはいけない』と学んだはずなのに・・・でも、街灯がこんなにちっこくなるなんて、予想できたでしょうか?・・・・は~ぁ(溜息)
木々を植え終えたら、アプローチの照明の設置を検討しようと思っています。
~蛇足~
よろしければ、ひとつ目の誤算もご覧ください。
『しまった!土地選び』