前回から、家の建具に関する「これはよかったシリーズ」をお送り・・自慢しております。
第二回となる今回は、妻が「コレ、つけてくれてありがとね~」と言っていた、電化製品(正確には、電気で動く家の一部分?)を2つ、ご紹介・・自慢したいと思います。
ひとつ目は、キッチンの換気扇です。
料理をする時、ついうっかり換気扇をつけ忘れることが多い妻。以前住んでいたアパートでは、夫が帰ってきて部屋のドアを開けた時に、「うお!」っとたじろぐぐらい部屋に料理の匂いが充満していることもしばしばでした。
そんな妻はキッチンを選ぶ時に、「コンロと換気扇を連動させるかどうか」という点で、かなり悩んでいました。
コンロを付けると赤外線が出て、自動で換気扇が動き出し、コンロを消すと自動で換気扇が止まるこの機能、下世話な話ですが、あるのとないのとで1万円の差がありました。
「自分が気を付けさえすれば1万円浮く・・・でも今までのことを考えると付けておきたい・・・」と妻は、「付けて!」「やっぱり無しで・・・」「やっぱりつけて!」と担当さんをふりまわし、結局「ごめん、1万円かかるけど、つけさせてー!」と、付けることにしました。
そして現在、妻は「付けて大正解だった」と思うそうです。
新居に引越したからといって急に習慣が変わるわけはなく、料理の時に自動で換気扇が動き出す音を聞いて「あ!やっぱり忘れてた!付けてよかった―」と思うんだとか。
ふたつ目は、電動シャッター。
部材発注を目前にして、かなりオーバーしてしまった建築費の削減案を営業担当さんに伺ったところ、『コスト削減とフローリングの秘密』で紹介した方法の他に、『シャッターを、電動から手動の物に変更する』という方法が上げられました。
「手動にする?私、がんばってもいいよ。」という妻に対して夫は、「毎日のことだから、手動だとそのうち開け閉めが億劫になってきて、開けっ放しになりそう。防犯のためにもシャッターは閉めておきたいから、電動にしよう」と決めました。
今にして思えば、リビングのプレーンシェード(コードを引っ張って巻き上げるカーテン)だって、開けるのが楽なように、生地の重さを考えて選んだワタクシどもですから(『カーテンの一長一短』参照)、重たいシャッターの上げ降ろしが、苦にならないはずがないんです。
正しい選択ができたおかげで、朝、ボタンひとつで静かにシャッターを開け、深夜閉め忘れていたシャッターを静かに閉めることもできます。
そして、最近実感する利点は、シャッターを開け閉めする時に、窓を開けなくてすむという点。寒がりな妻は、外の冷たい空気が家の中に入ってくると、もう、たまらないんだそうです。
昔堅気なワタクシどもにとって、ちょっと贅沢な2品ですが、いまや無くてはならない電化製品です。
~蛇足~
冒頭に「第2回」と書きましたが、第3回の予定は・・・未定でございます。