前回のブログで、「屋根に後のせソーラーパネルを設置すると、屋根の上に影ができて、2階が涼しくなる・・・らしい」と書きました。
ミサワの感謝祭で、太陽光発電を勧めてくれた担当者さんの話だけでなく、リフォームの担当さんや、ネットや本から情報を集めたところ、パネルを乗せることで2階の部屋が涼しくなった話は、ちょこちょこ出てきました。
しかし!太陽光発電。たか~~い買い物ですし、デメリットもあります。
我が家に設置した場合をシュミレーションしてもらい、ワタクシどもの方でも専門書を使ってシュミレーションした結果、「確かに、売電によって設置費用は取り返すことはできそうだが、今後の売電価格によっては、メンテナンス費用が賄えなくなってしまう(つまり、太陽光発電で損をする)可能性が出てくることがわかりました。
シュミレーションでは、10年後の売電価格を、最悪な場合を想定して0で計算しました。
売電価格が0になる可能性は低いとは思いますが、無いとは言い切れません。リスクが大嫌いなワタクシどもにとって、ひとつ目のネックになりました。
補足:10年後の売電価格は今の半分くらいになるだろうという話を耳にしたので、その場合もシュミレーションしたところ、売電・買電・メンテナンス費(各10年ごとと想定)の差し引きは・・・1年に3万円の収益と出ました。正直、微妙な額です。
また、後付けの場合には、パネルを付けるための架台を屋根に取り付けるのですが、そのために、ボルトを屋根に刺します。つまり、屋根に穴を開けなくてはいけないんです。(穴を開けなくていい方法もあるようですが、ミサワホームさんからは提案がありませんでした)その穴の数、200前後!屋根にそんなにたくさん穴開けるのかー。雨漏りが無いとはいいきれないなー。と、渋い顔になってしまいました。
そして、一番のネックが、その重さ。屋根に相当の重さのものが乗っかるので、家の耐震強度が変わってくる場合があるそうです。
我が家の場合は、現在等級が3と、一番良い評価を頂いているのですが、これが下がってしまうと、長期優良住宅の認定にまで響いてきます。認定が外れると・・・優遇措置がぶっ飛ぶ・・・。それは困ります!!
そして、もしも万が一、地震でソーラーパネルが落下!もしくは破損!・・・なんてことになったらもう、大損確定です。
乗り気だった夫の腰が引けてきたところで、妻が「お気に入りの屋根の色が、全然見えなくなっちゃうのは寂しい・・・イヤだな~~」と、ひとこと。
嫌な事はしない方がいいさ!もっと別の方法があるさ!と、ソーラーパネルで2階を涼しくする案は、無期限保留にすることにしました。もっとうまみが出てきたら、再び乗り気になるかもしれませんが・・・
そして、次に出てきた案が、屋根裏を強制換気する方法です。
妻の実家では、この方法をとっていたらしいのですが、あまりの熱で換気扇がすぐに壊れてしまったという過去があります。しかし今はもっと性能が上がっている・・・はず・・・(要確認だな)。
吸気口・排気口の位置や機密の度合いによってば、あまり効き目が無かったりすることもあれば、過ごしやすい部屋になったりする例もあるという・・・なんとも実際の効果のほどがわかりにくい方法ではあるのですが、一度、ミサワホームさんに相談しようと思っております。
我が家がPV載せるときに夫婦で話した事
原子力発電反対と言いつつ
何もせずにいるのはどうなんだろうと
そして、我が家がガス併用なのは、
クリーンエネルギーが謳い文句の電気、
発電所では驚くばかりのCO2を排出していること、そして、そのCO2を削減するには、
原子力発電がなくてはならないことをミサワの火力発電所見学で心に深く刻んだからです(夫は、既に原発の安全性に疑問を呈していました)
新築当時は、庶民の手には遠い存在だったPV
我が家のような小さな容量では保証期間内の売電によって費用の元が取れるかどうかわかりませんが、
ここ数年で庶民の手にも届くようになり、自宅での発電に喜びを感じつつ
小さな社会貢献にもつながるかなと思い昨年取り付けに踏み切りました
昨日でちょうど1年を迎えたPV、今年は、どれだけの発電をするでしょうか??