2015年9月
今年は、秋の訪れがいつもの年より早かったようで、お盆を過ぎたあたりから、夜は窓を開ければ気持ちよく寝られるようになりました。
ですが、ワタクシどもの家は、1階に寝室があるので、防犯の面から、窓をすべて開けっ放しにして眠ることはしておりません。
万が一不審人物がやってきても、容易に侵入できないような窓だけ開けております。
電動シャッターをうまいこと操作して、下を細く開ければ、風が入ってくるじゃないか!と気付くまでは、我が家の1階で開けっ放しておける窓は、横滑り出し窓と、裏口の2カ所だけでした。

ミサワホームの横滑り出し窓
ミサワの横滑り出し窓の開口部の幅は、成人男性の握りこぶし1つ分ほどで、大人の頭は入りません。
また、裏口のドア(おそらくミサワの標準のものです)は、防犯面を考慮した造りになっており、網戸も侵入が難しい構造になっています。
この2カ所の窓と、「つけるとなんかちょっと外気の温度を感じる」24時間換気システムのスイッチを『強』にして、涼しい外気を取り入れていました。
現在は、前記のシャッターのアイデアに気づいたので、さらに夜を涼しく過ごせるようになりました。
握りこぶし1個分だけ開けたシャッターの下からも、結構涼しい風が入ってくるんですよ、これが。
昼間残暑が厳しくても、夜には涼しく快適に過ごせるようになったのです。が!
雨が降ると事情が違ってきます。
我が屋には広い軒を設けてあるのですが、1階の天井高が230㎝300㎝で、軒までの高さが通常よりもあるためか、いい風と共に、雨まで部屋の中に吹き込んできてしまいます。
雨が吹き込んできても網戸にしておけるのは、土間のある裏口の1カ所だけで、これでは充分に空気の入れ替えができません。
雨の日のことを考えて、もう1カ所ぐらい開けておける窓を設けておけばよかったなぁ・・・。
天井が低く、軒が広い造りの日本家屋には、こうした雨の日の利点もあるんだなぁと、一人、感心しきりになりました。