インテリアの打ち合わせをする時、かなりの精神力を消耗し、頭から湯気が出てきそうなのが、照明のスイッチとコンセントの位置決め。
とても細かなことですから、考えること自体が億劫。その上、この打ち合わせは、部材発注前の打ち合わせをやっと終えた後に行われるので、かーなーりくたくた。壁紙や照明のことも決めなくてはいけないし・・・。
「考えなくても大丈夫♪ミサワホームのインテリア担当さんが、打ち合わせ時に、設置場所の提案をしてくれるから♪」
・・・・・なーんて、完全に任せちゃってはいけません!
なぜなら、スイッチとコンセントは、毎日の生活に直結した物。快適な生活を送る上で、とーてーも!重要な物だからです!
以前住んでいたアパートは、スイッチとコンセントの位置が、適当に付けたとしか思えないところについていました。
玄関の照明は、上がり框を上がらないとつけられないところにスイッチが付いていたため、帰宅時に真っ暗な中で手探りでスイッチを探してつけなくてはならず、やむなく、ホームセンターで、簡易のセンサーライトを買ってきて上がり框に設置しました。
台所の照明のスイッチに至っては、冷蔵庫の後ろに隠れてしまって使えず、いつも照明から下がっている紐で点けたり消したりしていました。
前にも書きましたが、妻は暗いところが極端に苦手で、照明のスイッチが不便な所についていることによって暗闇が発生する状況に憤慨しておりました。
また、こういう風に、適当に設置したスイッチは、スムーズな動線を妨げる原因にもなります。
毎日毎日妨げられると、イライラが蓄積されていくんです。
また、コンセントに関しても、全体的に見て、その数が少ないだけでなく、これまたなぜか家具の陰になるような場所にばかり配置してあって、掃除機をかける時に「コンセントが無い」「コンセントがさしにくい」という状況が発生。掃除こそ、流れるように作業したいのに、それが滞ってしまって、妻の怒りは爆発。
「この家を建てた人には、ここに住む人への愛情が感じられない!!」と、ものすごく怒っておりました。
こうして、スイッチとコンセントの重要性を身を持って知ったワタクシどもは、ミサワホームさんからの提案を参考程度に聞いて、ほぼ自分たちで考えて設置しました。
よくよく考えて設置したつもりだったのですが、今現在、ふたつ失敗したな~と思う個所があります。
ひとつは、以前記事にした縁側(ウッドデッキ)の照明。(詳しくは『シュミレーション不足だった動線』をご覧ください)
そしてもうひとつは、テレビのコンセントです。
テレビのコンセントの位置は、ミサワホームから「ふちのほうに付けると、ごちゃごちゃした配線が見えてしまうから」と聞いて、壁の下中央あたりにつけました。
確かに、コンセントも配線も、テレビボードに隠れてスッキリ見えるのですが、たまーにテレビゲームがしたくなって、そのコードを刺そうとすると、それがすごく大変で。
もう少しだけふちに寄せておけば、差しっぱなしのコンセントではなく、もっと活用できるコンセントになっていただろうに!と、ちょっとだけ後悔しております。
~蛇足~
この記事を書いていたら、「スイッチ付きの延長コードがあるから、それを使えば?」という提案が生まれました!
我が家の小さな失敗を、ひとつ、無くすことができそうです。