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スノーモービル・雪上車講習

オス! 4月に入ってから悪天候が続く昭和基地ですが[冷や汗]

その合間を狙ってスノーモービルと雪上車の講習が開かれました


どちらも越冬隊の活動に重要な役割を果たす乗り物です
通常の業務のため参加できない隊員を除く約20名が2チームに分かれ
オラは午前がスノモ講習、午後に雪上車講習となりました

気象隊員の予報通り天候が回復した講習当日
雲が切れて南極大陸から顔を出した太陽[晴れ]
朝焼け


車両担当の隊員を講師にまずは始動前の点検から
スノモ

もろもろの説明を終えるとさっそく乗車[ウッシッシ]
スノモ
颯爽と乗りこなす南極悟空[うまい!]
オラだよ
ドクターにお願いして撮影してもらいました[ぴかぴか(新しい)]


スノモチームはさらに2チームに分かれてミニブルとコンパクトトラックローダー
こちらもちょっとしたモノの運搬などに重宝するので一緒に講習

オープンカー(?)なので寒くてちょっと大変なミニブル
ミニブル

モビルスーツみたいな運転席のコンパクトトラックローダー
オニギリ
重機はなんでも楽しいですね[わーい(嬉しい顔)]


午後からは雪上車講習

昭和基地には主に海氷上や大陸沿岸で使用する小型・中型の雪上車が有り
大型の雪上車は内陸旅行の中継点であるS16という場所に置いています

基地タンク前に並ぶ雪上車たち
雪上車


昭和基地は東オングル島という島に有るので越冬中に南極大陸へ行くには
必ず海氷上を渡って行かなければなりません
そのため安全に渡るための道を作る【ルート工作】という作業が
野外観測支援隊員を中心に行われスノモや小型雪上車が活躍するのです


講習に使用された雪上車は3種類

【浮上型雪上車 SM30S】
軽量(といっても約3トン)でその名のとおり浮上性もあるので
万が一海に落ちてもある程度の時間は浮いていられるそうです
SM30S


【小型雪上車 SM40S】
基地周辺や沿岸部で運用
SM40S


【中型雪上車 SM65S】
主に物資輸送に運用
SM65S


もちろん始動前の点検から
点検の説明

その後はそれぞれ交代で運転してひたすら慣れる
運転講習中

東部エリアの海側は除雪されて広々しているので練習には最適です[ひらめき]
練習中

午後から雲も晴れてきて青空が広がり
夕方には円のように弧を描く変わった形の雲が[曇り]
雲

講習終了後は全ての雪上車を天測点のほうへ移動
天測点駐車場

講習の成果はルート工作のお手伝いで[ウィンク]

昭和基地の風景も変わってきて季節の移り変わりを感じますね[ほっとした顔]



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この記事へのコメント

  • 1,
  • クリニックさん
  • 2019/04/23 13:29
小山さん元気そうでナニよりです(^ ^)v
毎日こんな仕事だけなら是非行きたいです、笑

ちなみに、歯が痛くなったらどーするんですか?
往診を呼ぶ?ワタシを。笑

クリニックさん
こんな仕事だけじゃなくて様々な仕事が有るので楽しいですよ(^^)

もちろん南極に来る前にしっかりと治療してくることが原則なんですが
万が一虫歯になって痛くなったら?
我慢するしかないんです(笑)

越冬隊にはお医者さんが2人いますが専門は全く違うので、国内で抜歯や
簡単な治療のレクチャーを受けてるそうですが本格的な治療はできません
砕氷艦しらせにはお医者さんと歯医者さんもいるので、越冬中に虫歯に
なったら61次隊を乗せたしらせが来てくれるのを待つばかりです(^_^;
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